教師へ・・・
進学塾講師出身の教員研修講師が語る、教師へのメッセージ
プロフィール

moro(諸葛正弥)

Author:moro(諸葛正弥)
自己紹介
・教育技術コンサルタント
 T's skill教育技術研究所代表
・NPO法人交流分析協会会員
 交流分析士
・日本教育工学会 会員

明治図書より
著書「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
現在、第5版

長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て2005年度より「T's skill教師塾」を主催し教育技術コンサルタントとして活動

進学塾講師という立場から、学校教育を塾と学校のノウハウの相乗効果による、今までにない視点から学校教育改革を提案中

現在、小中学校を中心にアドバイザーや講演・研修などで活動中

T's skill「教師塾」を開催
授業技術の研修・講義など各地で実施
各種教育セミナーも開催予定
全国から数多くのお問い合わせを頂いております
■保護者塾も新規開講!!
全7回平日午前実施
定員20名

2007年メディア関連
1月 テレビ東京WBSにて紹介
3月 読売ウィークリー4/1号掲載
5月 東京市政調査会『都市問題』寄稿
5月 明日を拓く注目起業140社 掲載
7月 SHIBUYA-FMにて紹介
8月 FujiSankei Business i掲載



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関わりのスタンス
教師が悪い
親が悪い
なぜ、悪いもの探しをする傾向があるのだろうか。

学校、教師が悪い。
そう言うのなら、果たして学校が学校らしくあるために
周囲の大人は何をしてきたか。
問題教師は残念ながら存在する。
けれど、その一方で、保護者は
話し合って、コミュニケーションを図れば解決できる問題を
初めから相手を攻撃的に接するスタンスを取っていないか。

メディアは教育問題という大義名分で
不必要な不安を煽ってはいないか。

学校、教師に社会的支援という後ろ盾が無くなった。
教師が怒れば、その粗を探し、
本当に直さなければならない問題を棚に上げて
個性や自主性、自由といった言葉をはき違えて
叩こうとしてはいないだろうか。


さて、教師。

親が悪い
子供が悪い
と言う前に、
ちゃんと本当の意味で顔の見える対応をしているだろうか。

生徒に迎合し、
保護者の顔色を伺う教師のどこに信頼を寄せるだろう。
教師はやはり、指導者としての力量を
その姿で示さなければならない。

だから、当然、
毅然とした態度で生徒、保護者に接することは重要である。

しかしながら
ここで一つ、忘れてはいけないことがある。
毅然とした態度、とは
相手の主張を無視することでは決して無い。

顔の見える対応とは
相手としっかり向かい合い、
人間としてコミュニケーションを図り、
その上で対応をすることである。

杓子定規に、事務的な対応で受け流す事では決して無い。

生徒を指導する時も同じ。
ルールや規則だけを型通りに当てはめることばかりに
集中してはいないだろうか。

なぜ、その生徒が、その様な行動に至ったのか、
それを解決するために何をすれば良いのか、
考えた上で対応をしているだろうか。

保護者に対しても同じ。
保護者がその要求をしてきたものを字面だけで
とらえるのではなく、その言葉の背景にある想いを
読み取ろうとして接しているだろうか。

保護者対応のマニュアルを作ろうとしている動きもあるが
保護者の対応はマニュアルでは決して無い。
人と人との関わりであり、人間関係を構築することを
大前提にしなければ、決して上手くいかないのである。


関わりのスタンスは
常に自己肯定かつ、他者肯定でなければならない。
そうでない限り、相手の心中を察することなどできず、
常に相手に対して攻撃性を持って接するか、
卑屈になって自信の無い対応になってしまうことだろう。

そのどちらでも、
信頼関係とは程遠いことは明らかである。


保護者、そして、保護者を取り巻く社会も
自己肯定かつ、他者肯定であって欲しい。
決して甘やかして欲しい、という訳ではない。
初めから攻撃するスタンスではなく、当事者として、
お互いにもっと良くするために、建設的な話し合いをできる
そんな仲間であって欲しい。


けれど、
残念ながら今の社会は現実的に他者否定の風潮が強い。

教師・学校が損をするかも知れない。
けれど、子供達が育つ学校はやはり、
自己肯定かつ、他者肯定のスタンスを教える場であって欲しい。

そうでなければ
いつまで経っても社会が変わっていかないから・・・



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